「ちはやふる-結び-」太一の成長物語としての「映画版ちはやふる」

いやーーー泣いた泣いた。

思えば2時間泣きどおし。太一、大きくなったね・・・。

 

と、いうことでこれを見てきました。


perfumeの「無限未来」がいい仕事してる。

 

ついに「ちはやふる」が完結(だよね!?)。

いや~~~~泣いた!!!!

 

もともと原作マンガのファンだったんだけども、だんだん

「いつまで高校生なんだ?」とか「いつまで全国大会が続くんだ?」という

(私の中での)「テニスの王子様」現象が起こってしまい

途中で戦線離脱した「ちはやふる」。

BOOK〇FFに売った瞬間映画版が決まったという「Akiさんあるある」が

決まった作品なんだけど(いやーー跳ね上がったよね~買取価格)

もう一度原作版を読み返そうと思います。

え?今クイーン戦やってるって?まだ高校生だって??…。

 

「上の句」「下の句」とも号泣だったわけですけども

「結び」は三部作完結にふさわしい名作入りです。

こんな清々しく泣けるスポコン青春映画、邦画ではなかなか見られません。

そうだ、競技かるたは「畳上のスポーツ」だからな!(by國村隼

 

男としても、人間としても大きくなった太一

「映画版ちはやふる」は一応主演・広瀬すずになっていて、

もちろん広瀬すずちゃんの熱演

(と、原作から抜け出てきたかな?ってくらいのヴィジュアル)が

光るんだけども私から見ると「映画版ちはやふる」は「真島太一の成長物語」なのね。

「結び」を見て「太一…!(大きくなったなあ!!!!)」っていう視線。

号泣の理由75%くらいはこれです。

 

青春のすべてが千早の太一、これぞ少女マンガの相手役の太一。

「上の句」「下の句」は「俺は千早がいればそれでいい」状態の男で、

「そうじゃないんだよ…そうじゃないんだよ!太一!!」感が強かった。

あなたの人生を生きてほしいよ、太一。

でもそれに気づくほど千早は大人じゃないし、いっぱいいっぱい。

誰も気づかない。

 

そこで事件が起きる。

ずっと平行線だった新と千早の関係だったんだけど、

新の気持ちが千早に向かって走り出した。

下の句ラストで「千早はずっと太一のものやと思ってた」といった新。

福井に戻ってから祖父の死を受け止めきれなかった新は

かるたもやめてしまっていて、いつのまにか千早への想いも

「こんな自分じゃ」という気持ちで太一に遠慮していた。

 

けれど、千早への想いからかるたとまたちゃんと向き合った新は

千早への気持ちも抑えきれず。

新のそういう素直なところが「若い…新のこういうまっすぐで真っ白な心に

千早は惹かれていたんだよなあ」という、最近よくある

「若者のまっすぐさになんだか泣けて仕方ない」現象が私に起きる。

「下の句ラスト15分涙が止めない新田真剣佑」でこっちもだーだー泣くわけです。

なんか白馬の王子様真剣佑もきゅんとくるんだけど

こういうピュアで一度腹をくくると突き進む田舎者の真剣佑、私は好きです。

天然コケッコー」の岡田将生くん思い出すピュアさよ。

(岡田君は今も天使か!ってくらいピュアだけど)

 

そして、その天使・新の対照的な存在、

「俺は卑怯な人間だよ、どんな手を使ってでも千早のそばにいるよ、

だって俺千早が好きだから」という人間、真島太一。

 

かるたを始めたきっかけは「綾瀬千早」

高校でかるた部を作った理由は「綾瀬千早」

かるたで強くなろうと思った理由は「綾瀬千早」

そして、かるたをやめようとしたきっかけは「綾瀬千早」

脳の80%くらい、かるたに関しては100%「綾瀬千早」の太一。

 

二次元の世界はそれはそれでいいなーって思うんだけど

そうもいってられないのが「人間(役者)」が演じた時。

坂道のアポロン」でも「平面が立体的になる時の凄さ」を語ったんだけど

一気に現実味が増すというか、そりゃ人間がやるからそうなんだけど

リアリティが大事になると思うんです。

 

そこで、ちはやふるでリアリティを一番感じるのが太一とかなちゃん。

映画版「ちはやふる」は最終的には主人公は太一で、太一が人間としても

男性としても大きく成長したから「映画版ちはやふる」は成功したんだと思う。

 

小泉監督の底力発揮・試合シーン

「映画版ちはやふる」の面白さはなんといっても試合シーンの描写。

最初「映画になるの?でもどうすんの試合シーンwww」ってなってたんだけど

この試合シーンの迫力がすごい。私は「上の句」で圧倒的に試合シーンが

面白かったのでやめられなくなったんですよ。

なんか、恋愛場面ばっかりフューチャーされて大事なことを言ってる

試合シーンがおざなりになりそうだな~って思ってたんですけど

三部作すべて試合シーン、パーフェクトでした。

迫力の音楽、スローの映像、光って浮き出る札(私は好き)

なんかすっごくわかりやすいハリウッド映画のアクションシーンみたいな

面白さがある。見てるだけでわくわくする!!!っていう単純な面白さ。

 

音楽も迫力はあるけど、上品。あくまで百人一首の世界観を壊さない。

アングルもアップが多いのに手ぶれカメラでドキュメンタリータッチにしたり、

2時間全く飽きない。映像化させたとき、ちはやふるは背景が全く

変わらないなって思ってたんだけどくるくる変わっている印象になった。

 

もうこれ競技かるたのM:iシリーズかな?って思い始めたから

小泉監督すごい。特に「結び」の最後の太一vs新の試合と

映画のオリキャラ・我妻vs千早の試合を絡ませたシーンは天才的。

 

二つ同時に試合が進み、想いも進む。

 

ここの部分の原作マンガを読んでないからどうなってるのかそのままなのか

わからないけど、小泉監督の脚本がすごくわかりやすくて面白い。

私まったく百人一首わからないけど、「太一の恋の句」と「新の恋の句」を

最後の試合に全部収めたのはうーーーん!!!とうなった。

 

試合のアクションと恋愛要素の脚本を全部絡めて収めました、さあどうぞ!って。

いやーーーー参りました。

かるたと恋愛を同時に書く意味、青春スポコン+少女マンガ÷2のこの作品を

映像化する意味を教えてくれる映画。

 

最後パタッと4人が札をとった真上からのアングルはもう鳥肌。

 

孤高のオーラ・賀来賢人/怪演・松岡茉優

結びの収穫は何といってもこの2人。

名人・周防役の賀来賢人とクイーン役の松岡茉優はいい意味で浮いてる。

天才名人の周防役はもう賀来くん以外は考えられない。

視界が狭まっていく恐怖、見つけた敵であり弟子の太一への言葉。

特に「君はここで何をしている?」という言葉の深さを演じれたのは

賀来くんの「この世界なんてどうなってもいいや」っていう雰囲気の芸風の

賀来くんだから。

「この世界なんてどうなってもいいや」って思ってるくせに太一へは冷たくなれない。

結局誰だってなんでも熱くなりたいし、一直線でいたいけど

なれない人間ばかりだから、周防みたいな存在にみんなちょっと安心する。

 

茉優ちゃんは「上・下」より不気味に、シュールに存在感があがりましたねえ。

茉優ちゃんが出てくるとホラー映画かな?ってくらいぞくぞくしました。

私はひとりで平気、って強がってるけど、みんながそっぽを向くと

こっちを向いて!私を必要として!とでもいいたげなオーラが

ちょっとめんどくさくてこじらせてるクイーンぽくてよかった。

 

上の句は「青春」下の句は「目覚め」結びは「未来」。

全部いつでも見れる状態にしたい作品シリーズ。

 

ちはやふる-結び-」(2018・日本)

 

監督 小泉徳宏

キャスト 広瀬すず(綾瀬千早)

     野村周平(真島太一)

     新田真剣佑(綿谷新)

 

すずちゃんと真剣佑といえばこれも名作。


「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」予告

王子様が真剣佑なのか天海祐希なのかわかんなくなるやつ。

「Greatest Showman」人との出会い、大事にしよう。人を愛そう。

仕事後のゲオパトロールの回数=疲労度数

 

の、Akiです。おはようございます。

そろそろゲオの株でも買いたいなあと思うこの頃です。

(金はないけどそういうことは言いたい年齢だけは大人)。

 

さて、実は2月から映画館に行ってなくてとても心の渇きを

覚えていた今日この頃。

「え?今更!?」と思われそうですけども、見てきました。

グレイテスト・ショーマン

いやあ・・・スゴカッタデスヨ。

なんで私これ見ずに生活できていたんだろうな?って思うくらい

素晴らしいグレイテスト・ショーでした!!!

(何度も「グレイテスト・ヒューマン」って間違えるのはやめよう)

 

グレイテストな映画、グレイテストなキャスト、グレイテストな歌!

一流のエンターテイナー映画ここにあり!!!

こんな王道ミュージカル久々でもう胸にガンガン来るんですよ。

もちろん歌も素晴らしいんですけども私はそれ以上に

「グレイテスト魂(ソウル)!!!!」と涙を流しながら訴えたい、

「胸をえぐるような出演者の力」を感じました。

 

いやーーー…もうほんっとに。2018年まだ始まったばっかやで?と

訴えたいです。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールに。

 

つかみはOK!バーナムの少年時代

 

この映画はもうストーリーはめちゃくちゃわかりやすい

「一人の男の栄光と挫折、そして再生のサクセスストーリー」

(一行でまとめやがった)なのですが

まずそういうのって掴みが大事だと思うんです。

サウンド・オブ・ミュージック」も「レ・ミゼラブル」も

最初のワンシーンから強めのカウンターパンチをくらって引き込まれる。

 

私の「ミュージカル映画における強めのカウンターパンチ」が

グレイテスト・ショーマン」では「ミリオン・ドリームス」です。

 


YouTubeって本当にドラえもんの道具かなって思うわ。

 

この少年役の声!!!!

本当に綺麗なボーイソプラノ。聞いているだけでもう

大号泣でした。歌は吹き替えだそうです。

(エリス・ルービンくん(役者)美少年ですね)

このね、「ミリオン・ドリームス」でバーナムとチャリティの恋が

語られるわけです。

 

映像もきれいで、美しい初恋からふたりは本当の夫婦になる・・・

私が書くととてもうすっぺらくなるのですが

何も不自由なく育ったお嬢様チャリティを本当の意味で

笑わせるのは仕立て屋の息子バーナムだけ…という最後までの布石になるシーン。

バーナムが布をバッと広げるシーンが印象的でした!!

この映画、色彩がすっごくきれいです。見てるだけでわくわくしてくる。

そんな色使い。

 

ストーリーのシンプルさ、だから曲が映える

 

ここでストーリーのことに触れますとストーリーは全く単純明快な

わけです。「一人の男の栄光と挫折、再生のサクセスストーリー」です。

 

でね、ねえ、この手の男ってね、

地位と名誉を手に入れると女で身を滅ぼしますよね。

バーナムも例に漏れずですよ。

ミシェル・ウイリアムズで何が不満なんだ!!って話です

(いや不満だから不倫に走ったわけではないんですけど)

 

この「成功者の影に女有」の法則はもうたぶん世界が滅びるまで

崩れることはないんだろうねって思ってるんですけど、

それはともかく起承転結がはっきりしているので

ストーリーがシンプルなだけに歌のパワーに圧倒されます。

このストーリーが単純っていいなって思うわけです。

もうその分歌に集中できるし、感動できる。

 

「ああ、これはこうなるんだろうな」という「安心感」から

歌への「うわああああスゲエエエエ!!!!!」感に没頭できる。

キラキラザック王子の恋の行方も、

ヒューの「俺は死なねえ!」感も

この映画にみなぎる

「俺たちが死んでもエンターテイメントは続くから!!!」的なメッセージも

「ありがとおおおヒューー!!!!!!」ってなるパフォーマンスも

ストーリーが単純明快なおかげです。

 

飾らないシンプルなセリフがこの映画の主人公である「曲」を

また引き立てているのです。すげえな…もう何もかも完璧すぎてやんなるわ。

 

王様ヒュー・ジャックマンとキラキラ王子様ザック・エフロン

 

私が「うおおお帝劇で山口祐一郎閣下と井上芳雄王子で見たい…」と震えた

「The Other Side」。めっちゃくちゃかっこいいです!!この曲!!!

バーナム(王様ヒュー・ジャックマン)とフィリップ(ザック王子)の

ふたりの友情がここから始まる。

きっとこのふたりは「エンターテイメント」がなければ一生出会わなかったし、

出会ってもわかりあえなかったでしょう。

成り上がりと笑われるバーナム。上流階級の華のフィリップ。

ここ、王様ヒューはもちろんなんですけどその王様に食らいつく

元祖・キラキラ王子ザック・エフロンがいいんだ!

バーナムに出会うまでつまらなかった人生。それが一瞬で色づく。

世界が変わる。それをザック王子が見事に歌と演技で表現している。

王子と私が10年前夢中になったザック王子…大きくなって…!(そっと涙をふく)

(※ザック王子が大フィーバーした「ハイスクールミュージカル」を映画館で

5回見た暇だったわたし、聞いているか?ザック王子は今もザック王子です!!)

 

私はフィリップは2回恋をして生まれ変わったと思っています。

1回目はバーナムと。2回目はアンと。

バーナムとの出会いは、彼の世界を変えました。

灰色だったフィリップの世界は、バーナムによってカラーの世界になる。

チャリティといい、バーナムは「人の人生をカラーにする」=

「世界はこんなに美しいんだ!!!」と教えてくれる人。すごい・・・

それをなんの違和感もなく「ああ、バーナムってこんな人だったんだろうな」って

思わせるヒューまじすごい・・・。

 

そして。

 

空中ブランコの恋・ザック王子とアン

 

フィリップの2回目の恋。

 

空中ブランコの劇団員・アンとの恋です。

フィリップの一目ぼれで始まった恋は、上流社会でテキトーに恋をしていた

(と思っている。本当に似合うよ・・・ザック王子まんまだよ・・・)

フィリップの価値観、人生を変えます。

(余談だけどザック王子ってこういう女性好きになるのがすごいデジャヴで。

っていうか完全に「ハイスクールミュージカル」のガブリエラが

ザックの永遠の相手役なんで・・・←個人的な思いれがすごい)

 

この二人のシーンがものっすごくいい。映画館で見てよかった!!!

っていうかザック王子、

「キラキラしてたザック・エフロンはどこへ…」って思ってたんだけど

今でもザックは王子様だった!!!

ザックってこういう「君のおかげで世界が変わったよ系男子」似合うと思ってます。

本人ちゃんと魅力的なんだけど、なんだかつまらなくてどきどきわくわくしなくて、

そこに自分にまったく興味を示さない女の子に恋をして。

っていうかだいたいアメリカのティーン映画そんな感じだけど

ザック王子がザック王子なのはそれが似合うから。

30代でもそれができるの、ザック王子だから・・・

30代のレオ様はできなかったから・・・(ひとこと余計)

(っていうか妹が「ザックがオッサンに…」ってショック受けていたんだけど

私が全然そうは思わなかったのはザックが一個下だったからだとわかった・・・

年からの親近感すごい)


相手役のゼンデイヤが大きいんだよね。ザック王子…身長…

 

はーーーー。ザック王子が健在で嬉しかったです。

(ハイスクールミュージカル、見てほしい。

そこにキラキラ王子様がいると思ったらそれがザックです!!!)

 

グレイテスト・ショーマンとは「人生を変える出会い」

 

本当に人との出会いってすべてを変えるというか、

人生って人との出会いなんだなと思います。

バーナムはチャリティと出会って変わり、ジェニーと出会って変わり、

またチャリティの元に帰ってくる。

「いつも一緒にいる人」と違う人に出会うとすごく新鮮だし、

刺激もあって楽しくなるけどそれが永遠とは限らない。

バーナムにとって「家」はやっぱりチャリティだった。

 

フィリップはバーナムとアンと出会って人生が変わった。

フィリップは居場所を見つけたんですよね。

 

ひげ女のレティはバーナムと「仲間」によって「これが私」=「This is Me」と

気づく。ジェニー役のレベッカ・ファガーソンの歌ももちろん

素晴らしいけれど、私はレティ役のキアラ・セトルの歌が好きです。

「生きてる!!!!」って思わせる歌を歌う。何度も鳥肌がたったよ。

 

はーーーー。私も人との出会いを大事にしよう。

私の人生に関わってくれている全員を愛そう。

 

「The Greatest Showman」(2018・アメリカ)

 

監督 マイケル・グレイシー

キャスト ヒュー・ジャックマン

     ザック・エフロン

     ミシェル・ウイリアム

 

 

 

 

 

 

ザック王子様・・・(声が高い)


始まりの予感 ハイスクール・ミュージカル

「坂道のアポロン」主演3人のビジュアルだけじゃないジャズ青春映画

おはようございます。

 

最近AWAという音楽ストリーミング配信アプリにハマっているんですけど、

「ワイヤレスとはどういうものなのだろうか」と調べているうちにうっかり

bluetoothヘッドホンを購入してしまいました。そうこうしているうちに

「テレビもワイヤレス化できるって…!?」と知り(調べ癖がついてると

知らなくていいことまで知ってしまう…お金が飛んでく…)

トランスミッター(bluetooth送信機)なるものを購入。…したつもりが

レシーバー(受信機)を買ってしまいレシーバーはいらないんだよぉぉぉぉ!!!と

なりましたとさ(アマゾンさんは悪くない。確認しなかった私が悪い)

ううう…1500円といえども痛い…そして手のひらサイズだけどレシーバーいらない…

 

さて、今回は2月試写会で見たこれの感想。

 


「坂道のアポロン」予告編

くっ…ディーンフジオカの英語…(たまらん)

 

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中川大志、モーニン、ジャズ、高校生の青春、九州弁の小松奈菜、

濡髪のディーンフジオカ、My favorite things、

雨の中のキス、濡髪のディーンフジオカともう

「…!!!」と拳を握りしめる要素がたくさん入った映画です。(個人的に)

 

試写会だったのでただで見れたのですが

それがもう申し訳ないくらいでね。なんかお金…!!!ってついつい感情に任せて

差し出しちゃうようなね(ケチなくせにこういうところある)

 

とにもかくも個人的にはディーンフジオカなわけですが

なんなんですかね、あの大人の色気…!!!まずあのディーンフジオカが

東京で学生運動に疲れて佐世保に帰ってきたっていう設定だけで

ごはんが食べれるわけですがトランペット…トランぺッターなのです。

しかも歌うんです。英語で!!!かっこ…!!!(よ!!!←声にならない)

おディーン様のよさがイマイチわからなかった私ですがこのディーンフジオカは

よかったです。「知念君?もう少し大人になってからきなさい(余裕)」とでも

いいたげな濡髪…!!!すごい。濡髪の威力すごいから。

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写真だけでもなんだこれ!?ってなる。

 

で、最初の「この映画…!」ってきた瞬間が薫(知念侑李)と千(中川大志)、

淳兄(おディーン様)、りっちゃんパパ(中村梅雀)とのセッションシーン。

私は音楽のことはまるでわからない(好きか嫌いかで判断)ですが

チェロ、トランぺッター、ドラム、ピアノのセッションの素晴らしさよ。

元々「セッション」という行いそのものに弱いわけですけども

来ましたね、ぞわぞわっと。マンガの世界だと想像でしかその音を聞けないわけですが

「これが薫が目覚めた瞬間じゃ!!!」っていう小玉先生

(原作者)の声が聞こえたよね。

…ディーンフジオカァァァァ!!!!

って思いながらね(ちょろい)

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おディーン様のファッションのダサさ最高。

 

まあこれだけだとあれなんで、主人公の恋の話もしておきましょうか

(なにそのめんどくさそうな前置き)

薫さんは意外と肉食で、ガンガンいくタイプ(千が意外と乙女(プッ))

そんな薫さんが恋をするわけです。

小松菜奈ちゃんが九州弁でそこにいたら恋するに決まってるわけですけど

(もうコンマで告白するわ)

なんやかんやありましてたまらなくなった薫さんは雨の中、

神社で傷ついて泣いているりっちゃんにキスをします。

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小松菜奈ちゃん×雨最強ですわ。

 

どうでもいいけど神社でキスって今流行ってるんですかね…

少女マンガに多い気がするんですけどそんなにロマンチック…?

 

でも大事なのはこの後。

 

りっちゃんと気まずくなってしまった薫さんはどうにか仲直りしたい。

でもりっちゃんは逃げてしまう。薫さんは、迎レコードのドア越しの糸電話で

告白します。

ここですよ、小松菜奈ちゃんの魅力爆発。

 

「初めてだったとよ」

「…嫌じゃなかったとよ」

 

the少女マンガ!!!

薫さんわかるよーーー!!!!(絶叫)

 

また、小松奈菜ちゃんのファッションが可愛いんです。

雰囲気とキャラクターと昭和っぽさがもう100点満点。

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もうこの絶妙なベージュ×赤の難しさを着こなす小松奈菜。最強。(2回目)

 

さて、そんな感じで(結局小松菜奈ちゃんの九州弁の可愛さを叫んだだけ)

 

最大の見どころ、学園祭のセッション。

神。

 

薫さんと千の出会いのシーンの「My fevorite things~いつか王子様が~Mornin'」


何度聞いても鳥肌。

 

カメラワークも見事で。映画ってすごいなあ。

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静止画だった世界が

 

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薫さんがピアノを弾き(「実行委員会」っていう腕章が似合う知念くん)

 

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千がドラムを叩き(何回見ても福士蒼汰くんにしか見えない)

 

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この女神さまよ!!!!(女神の祈り)

 

 

 

まあ冗談はともかく、この文化祭のセッションはもー繰り返し見たいです。

 

薫さん役の知念くんは声が完全に私の中の薫さんでした。

あとは演技はもう少し。棒読みのところがあったのが気になった…。

あと身長がなんとかなれば(禁句)(どうしようもないじゃない)

 

千役の中川大志くんはマンガから出てきたような

綺麗な顔立ちでハーフっっていう設定も「うんわかる~」ってなります。

(子役の子は完全外国人でした。可愛かった…天使か!)

長身なのでドラムを叩く姿も様になりますね。

意外と女々しいところも中川くんはこう…「可愛い」ってなりますよね…

(ちょろい)

 

小松菜奈ちゃんはもーーー可愛すぎます。

大人になる過程の女の子を表現するのがうまいですね。

演技はまだ発展途中かもしれないのですが色気とか雰囲気は若手女優だと

かなり好きな方。映画で見ていきたいです。うん、小松菜奈ちゃんは映画向き。

 

知念君と中川君、そして小松菜奈ちゃん(最強)(3回目)の

顔面力勝負じゃない映画だってことを

強く訴えていきたいです。

 

最後の小田和正まで完璧でした。


小田和正/坂道を上って (映画「坂道のアポロン」主題歌)

いやもう本当に小田和正は反則だって。

 

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ずっと3人でいれたらいいのにね。青春だなあ。

 

 

坂道のアポロン」(2018)

原作 小玉ユキ

監督 三木孝浩

キャスト

知念侑李 西見薫

中川大志 川渕千太郎

小松菜奈 迎律子

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千秋先輩がいる!玉木宏

早くも懐かしいドラマになってしまいますが・・・
ただ今絶賛玉木宏ブームです。

何がきっかけかといえばこれ。

netflixで見たのだめカンタービレ最終章」


のだめカンタービレ最終楽章 後編(プレビュー)

みんな若くて細い。小出君…。

 

映画館で見た時にも鳥肌がたつほど大感動!!だったのですが

10年たった今でも色あせない千秋先輩、玉木くんをガン見です。

ドラマ第一回目でこれ見た瞬間「キタ!千秋先輩イル!」って

思わずカタコトになりました。(オタク)

いやーーー確かに確実に年を取っているけれど、玉木「くん」は私の中で

ずっと玉木「くん」で、千秋先輩です。

ちなみに玉木宏38歳。いいかげん「くん」じゃないよ。

 

もちろんそれから玉木くんはいい役者で正直千秋役の選ばれた基準が「顔」だった

玉木くんがこんな役者になるなんて…(感慨深い)

でも最近、玉木くんはこんなインタビューを受けています

『千秋先輩だ』といわれるのは、嬉しい半面『もういいのではないかな』と思う部分もあるんです。
 ありがたいことなのですが、逆にいえば、10年以上経つのに、まだ自分は、あのときを超えられていないのかと思ってしまうんですよね。
また次に新しいものが生まれれば、イメージは塗り替えられるという
思いがあります。

『のだめ』だけではなく、常に観ている方の期待を裏切るような俳優で
いることが目標です」と語る。THE PAGE 


「主演女優を輝かせるイケメン」の才能は非凡

「のだめ」の上野樹里ちゃんも結婚して落ち着いたし

(フジテレビ「のだめカンタービレ」)

未だに「ギルティ」の最終回忘れられない。

真島と何もかも忘れて一緒に逃げてしまえば…って何回も思ったなあ。

(フジ「ギルティ 悪魔と契約した女」)

花笑ちゃんは絶対朝尾CEOと一緒になった方がいいしさ

(っていうか全アラサー女子はだいたいその意見だと思うんだけど)

(日テレ「きょうは会社休みます。」)

個人的には玉木くんが幸せ(?)な親役っていうのがもう…

幸せになれない恋愛ばっかしてたのに

(フジ「残念な夫。」)

朝のいいだんさん役は玉木くん久々の爽やか男性

NHK「あさが来た」)

と、思ったら

単発ドラマで松嶋菜々子相手に素晴らしいクズっぷりで!!

(フジ「女の勲章」)(2017年4月15日・16日)

 

千秋先輩のイメージのまま、クズでもイケメンでもいいじゃないか

私は「視聴者がずっと覚えてくれている役が

あるなんてすごいことだよ!」

と思ってます。

絶対にその役は死なないんですよ。

もう極端なことを言うと、玉木くんが死んだって千秋先輩は生きてるんです。

(ほんとに極論だな)


ずっと、「千秋先輩」は27歳の時の玉木くんの

ヴィジュアルで人々の心に生き続ける。

逆に言うと、「千秋先輩」は玉木くんしかいない。できない。

千秋先輩は玉木くん以外なれないんだもの。

(韓国版は国が違うのでね…除外です★)

確かにそれに囚われて役の幅が狭まっているのなら

問題だけれど、玉木くん仕事めっちゃしてるから。

当て馬、坂本龍馬織田信長鹿にバカにされる、IT企業役員、

サイコパスピアニカ、CEO、残念な夫、クズ。

すごくないですか?えっ玉木宏、何者?

なので、玉木くん。
気にするこたあない★あなた十分役者です。

:::::DATE:::::

玉木宏(日本)
俳優
1980.1.14 180cm